前回のお話【投資初心者の勉強】ドルコスト平均法特徴とメリットや登場人物紹介をご参考ください
:塾長、この前言ってた日経平均やTOPIXってなんなの?投資信託っていうのもよくわからないし・・。教えてよ。
:そうですね・・。日経平均とは、八百屋さんに並んでいる主要な野菜の価格225選でTOPIXは八百屋さんで売っている全野菜の価格✕個数って感じですかね。
:塾長!全く意味わからないよ
:日経平均とは日本経済新聞社が東京証券取引所の一部に上場している約1700社の中から主要な225社選んだ会社の平均の株価のことですよ。
:もう少し簡単に言ってよ!
:東京証券取引所という八百屋さんに1700種類の野菜や果物が売られていて、その中でオススメの野菜や果物を225種類、日経新聞社という野菜ソムリエの人が選んだその野菜や果物の平均の価格と言えばイメージ付きますか?
:なんとなく分かったよ。
:ということは、天気や収穫高によって値段が上がったり下がったりするってことだね。
:こう助さん流石ですね。
:でもさ、トマト
の値段とマスクメロン
の値段って違うから平均ていってもね。
:ブー太郎さん、とても良いところに気づきましたね。正にそのとおりで、日経平均の弱点は株価の高い株(値嵩株ーねがさかぶー)の影響を受けるというところにあります。
:もっと易しく教えてよ。
:そうですね。例えばトマト
が1個100円でマスクメロン
が1個1000円だったとしますね。ある時トマト
がとても高騰して倍の1個200円になったとします。でもマスクメロン
が値段を下げて1個800円になったとしますね。そうすると平均の価格は下がってしまう。ということになりますね。つまり、1個辺りの単価が高い株の影響を受けやすいということですね。
:じゃあ何か良い方法ないの?
:そこで考えられたのがTOPIXです。つまり、八百屋さんにある野菜と果物の単価と個数を掛けて全部の金額を出そうという発想ですね。例えば1個
100円のトマトが100個とで1個1000円のマスクメロン
が10個、お店に並んでたとしたら100円
✕100個=10000円。1000円
✕10個=10000円といった感じですね。東京証券取引所に上場している約1700社の株価✕株数を指標とする考え方ですね。
:なんか、分かった気がする。結局のところ、日経平均にしてもTOPIXにしても日本を代表とする企業の株の値段がどうなっているのかが分かるってことだね。
:はい。そのとおりです。なので、一つの野菜
トマトだけを買うのではなく、野菜セットを買うとリスク分散になりますよ。という話ですね。
:でもさ、そんなの全部買えればいいけど、高くなっちゃうじゃん。
:確かに、日経平均の対象となっている会社の株を買おうとすると225社の株を買わなくてはいけなくなりますからね。そこで出てきたのが投資信託ですね。つまり投資信託会社が225社を買ってくれて、それを小分けパックにして売っているイメージですね。
:ということは、日経平均に連動して上がったり下がったりする。ってこと?その小分けされた投資信託を買うと。
:はい。その通りです。1社だけの株を買うと倒産するリスクがありますが、流石に日本を代表する225社全部が倒産することはあまり考えられないですからね。
:投資信託って日経平均に連動するもの以外にもいろいろあるの?
:いろいろありますよ。ベア型っていって、日経平均が下がったら価格が上がるものもありますし、環境に優しい企業ばかり集めたものとか、電力等のエネルギーの会社を集めたものや、海外の企業を集めたもの等々、自分にあったものが選べますね。
:へー。面白いね。少額でも買えるの?
:はい。毎月1万円をドルコスト平均法を使ってるい投していくのも良いですよね。そうすると日経平均の数字が気になって勉強にもなりますね。
:株や投資信託もなかなか面白いもんだね。他にも塾長がやってる投資ってあるの?
:私は中古のワンルームマンションを購入してますよ。
:ワンルームマンション?それも中古?なんでそれが良いの?
:それを話すと長くなるので次の機会にしましょう。