登場人物については登場人物紹介を、塾長の場合はどうしたのか塾長経験談【住宅ローン】もご参考ください。
:先生、木造の家を建てようと思うんだけど何か注意することある?
:ぶー太郎くん凄いですね。木造住宅の購入ですか!
:ぶー太郎は遅いなぁ。僕なんかもうワラで家を建てちゃったぜ!
:こう助兄ちゃんは何も考えないで建てるからなぁ。
:こらこら、喧嘩はいけませんよ!
ところでぶー太郎君、お金はどうするのですか?
:そこが問題なんだよね・・。
:まぢ💦。お金もないのに住宅を購入しようと思ってるの?
:たー坊は何も知らなんだな。そんなの銀行で借りればいいんだよ!
:えっ?銀行ってお金を貸してくれるんだ。
:そこは、工務店の人が銀行に「審査依頼してみます」って言ってたよ。
:ぶー兄ちゃん審査されるんだ(^^)/
:先生、審査ってどんなことをするの?
:そうですね。今日は住宅ローンの審査について解説しましょう。
住所ローンの審査って
何を見られるの?
:先ずは、銀行の立場に立って考えてみましょう。皆さんが家にいて見知らぬ人がやってきて「お金を貸してください」って言ってきたとします。
:そんなこと、ありえないでしょ。
:まぁまぁ、そこはおいておいて・・。最初に何を聞きますか?
:お前誰だ?どこのどいつじゃ?
:そうですね。名前と住所が分かるもの(住民票や戸籍謄本)が必要ですね。他には?
:で、いくら借りたいの?
:「100万円貸してください」って言われたら?
:返す見込みあるの?って聞くと思う
:返す見込みってどう判断しますか?
:勤務先、勤務期間、年収どのくらいもらってるか?
:さすが、たー坊さん。【源泉徴収表】を見せてもらうのが良いですね。
:僕は、フリーランスなんだけど、その場合は?
:3年分の【確定申告書】ですね。1年だけでは判断できないので。
:勤務先とか、勤務期間によって判断も違う気がする。
:そうですね。たー坊さんみたいな国家公務員とぶー太郎さんみたいなフリーランスでは金利が違ってきますね。
:先生、金利って何ですか?
:いい質問ですね。それについては別の機会に答えますね。
:でもさ、いいとこに勤めていても、まだ貸せないな。
:質屋さんみたいに宝石
とか預かるといいんじゃ?
:そうですね。【抵当権】ですね。
:先生、抵当権ってなぁに?
:住宅ローンを返済していくにあたり、返せなくなったら、その家を売ってお金に変える権利を銀行が持つということです。
:なに?ぶー太郎、ローンの返済しなかったら家を売られちゃうの?
:兄ちゃん、大丈夫だよ。ちゃんと返すから。
:先生、これで、銀行はお金を貸してくれるの?
:いや、まだまだ貸して貰えないですよ。
:まぢ?他にもなにか必要なことあるの?
:そうですね。今日はもう遅くなりましたので、また次回にしましょう。